コラム
【連載スタート!全6回】As iZスタッフが見た、カナダ・LOVE(Québec) の現場 ― インターン体験から伝わる魅力
今回から始まる 全6回の連載企画では、As iZのスタッフのAyakaが、実際にカナダ・モントリオールのNPO「LOVE(Québec)」で経験したインターンの活動内容や、LOVEプログラムの魅力や学びをお届けしていきます。
その導入となる第1回は、私たちAs iZプログラムが元となったLOVE ケベックのミッションやビジョン、そしてAs iZスタッフが現地でインターン生としてどのように活動してきたのかをご紹介したいと思います!
LOVE(Québec)とは

LOVEの設立
LOVEは1993年にSheila Twinkle Rudbergという一人の女性の体験した出来事により、精神的・身体的に苦しい立場にいる青少年を負の連鎖から救う活動が必要だという彼女の思いから、このLOVEが設立されました。彼女についてのお話はまた別のnoteで紹介できたらと思います。
*LOVEの公式ページでも少し紹介されているので、気になる方はこちらをご覧ください。(英語/フランス語)
LOVE = Leave Out Violence Everywhere
LOVEのビジョン
To be a leader in building innovative and sustainable programs that promote the mental, emotional, and social health of youths.
青少年の精神的、感情的、そして社会的健康を促進する、革新的で持続可能なプログラムを構築するリーダーとなること
LOVEのミッション
Engage Youth. Build Bridges. Realize Potential.
青少年に参加してもらい、架け橋を築き、可能性を実現する。
現代社会では、身体的、精神的、感情的に自分を表現することが複雑で難しく、生きづらさを感じる青少年が多くいます。中には何かしらの差別を経験した青少年もいて、そのような経験を持つ青少年にとって、自分を表現することはより一層難しいものです。
LOVEでは提供するプログラムや健全な人間関係を通して、青少年の感情的知性(EQ/EI)や、困難に直面した際に乗り越えられる力を育むための活動・支援を行なっています。
インターンとしての活動内容
このLOVEの本部があるモントリオールは公用語がフランス語の地域なのですが、英語をメインに話す人々も多く住んでいます。
そのためフランス語系の小・中・高校、大学はもちろん、英語系の小・中・高校、大学があります。今回As iZ スタッフのAyakaは英語系の小学校や高校のプログラムをメインにLOVEで活動させていただきました。(フランス語ができません!!!汗)

インターン活動期間はLOVEのチームの一員として、提供するワークショップの事前打ち合わせに参加したり、実際に高校やグループホーム(日本でいう児童養護施設のような施設)に出向いたりして、チームのメンバーとワークショップの提供のためさまざまな現場へ向かいました。この連載中に、インターン生としてどのようなスケジュールで活動していたのかも紹介したいと思っています♩
また学校でのプログラム提供以外にも、LOVEのオフィスでは毎週木曜日の放課後の時間帯に週替わりでさまざまなアクティビティを青少年(ユース)へ提供しています。そのような放課後アクティビティにもスタッフとして参加していました。
(以降、青少年を”ユース”と明記させていただきます)
As iZは、ユースが自分を大切にし、未来へ一歩踏み出すためのサポートを目指しています。その土台となっているのが、LOVEケベックでの学びです。この連載を通じて、As iZの活動やユースに届けたい価値をお伝えしていきますので、ぜひこれからもお付き合いいただけたら嬉しいです。
<次回>
LOVEのオフィスを紹介!
〜可愛くてアットホームなだけでなく、ユースへの支援体制バッチリなオフィスとは?!〜
