コラム
学びのノート #01 | EQってなんだろう?~実はそれ、EQです
こんにちは!As iZ (アズイズ)のさきです。
As iZでは、カナダで30年以上続く、青少年のEQと心の健康を育む教育アプローチを参考に、青少年が “ありのままの自分” を受け入れ、自分らしく幸せに生きる力を育むことを目指した体験型ワークショップを提供しています。
…ただ、かくいう私も、最初は「IQは聞いたことがあるけど、EQって具体的に何を指すの?」と、学ぶことばかりでした。
そこで、このコラムを通じて、「EQとは何か?」をみなさんと一緒に紐解いていけたらと思います!
突然ですが、最近、こんなことはありませんでしたか?
・緊張している自分に「緊張してるな」と気づいて、深呼吸した
・相手のペースに合わせて、話すスピードを変えた
実はそれ、EQの力なんです!今回は、「EQ」という言葉と、EQが持つ力について、ご紹介します。
IQとEQ:私たちが持つ2つの知性
IQという言葉を聞いたことがある方は、多いのではないでしょうか。IQが高いと、難しい問題を理解するのがはやい、記憶力が良いなど、イメージができるかもしれません。
IQは「考える知性」 の指数(=知能指数)と言われています。
これに対して、EQは「感じる知性」の指数、つまり、「”心(感情)”の知能指数」のことを指します。
日常生活では、この2つの知性がバランスを取りながら働いているそうです。
EQの力を上手に使うとどうなるの?
例えば、こんな経験はありませんか?
大切な試験で、普段なら解ける問題が急にわからなくなった。
でも、深呼吸して落ち着いたら、また解けるようになった。
これは、「あ、今焦っているな」と自分の感情に気づき、「いったん落ち着こう」と冷静になれたからこそ、本来の力を発揮できる状態に戻れた、ということなのかもしれません。
「自分の感情に気づくこと」、そして「冷静さを取り戻すこと」
これらはどちらも、まさにEQの力と言えます!
また、EQには、自己認識(自分の感情や反応を正確に把握する力 )や自己管理(衝動やストレスをコントロールし、冷静に対応する力 )等、5つの要素がある、と言われています。これらの要素については、今後のコラムで詳しくご紹介します。
EQが高いとどうなる?
EQが高いとどうなるでしょうか?もう少し例を考えていきたいと思います。
例えば、
– 大好きなキャラクターグッズを発見!
思わず衝動買いしそうになったものの、お財布と相談して「今回はやめておこう」と判断した。
– 友だちが「大丈夫」と言っているけど…
いつもとなんだか違う。表情や声のトーンから、「本当は無理をしているかも」と察して、隣でそっと寄り添った。
誰にでも、ドキッとしたり、イラッとしたり、ヒヤッとする瞬間があります。その時に衝動的に行動すると、後悔することもありますよね。EQが高いと、自分や相手の心の動きに気づき、感情を上手にコントロールできるようになります。
そして、EQは、後から高めていくことができる力と言われています。
おわりに
今回は、EQについて、簡単にご紹介しました。今後も、一緒に学びを深めていけたらと思います。
次回もお楽しみに!
(追伸:私は昔、緊張したら手に「人」という漢字を書いて飲む、と教わってきましたが、これも自分の感情をコントロールする術だったのかもしれません)
【参考文献】
ダニエル・ゴールマン(1998)『EQ:こころの知能指数』(土屋京子訳)講談社+α文庫